読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

腐女子主婦の読書キロク

30代主婦で腐女子が読んだ漫画やら小説やらをを淡々とキロクしていきます

【BL感想】終わらない不幸についての話 緒川千世 身長180センチ同士ってどういうことなのですか…

あらすじ

彼の好みは、小さくて可愛らしい女の子。彼より長身で男の自分は、何もかもが理想にはほど遠い――絶望的な恋だった。
中学の頃に密かに好きだった清竹と、予期せず合コンで再会した烏童。昔と変わらず清竹はまっすぐで、すっかり遊び人になった自分はやっぱり彼に相応しくない。けれど燻る想いに突き動かされ、烏童は清竹と強引に身体を重ね……。苦い片恋の行く先は――。
「誤算のハート」の短編も収録。

蓋を開けてみたら、一途な受けでした

私を腐女子の世界に10年ぶりに戻らせたキッカケの一つでもある「誤算のハート」のスピンオフ作品です。
BL漫画の良い所は、その周りの素敵なメンズも漏れ無くホモになって、素敵な世界を見せてくれるところですよね(褒めてます)

前作の誤算のハートの攻・烏堂くんのお兄さんのお話です。
なんとめっちゃチャラ男の攻めと見せかけつつ、一途な(メンヘラ臭漂う)受けでござった。
BLの世界は奥深い。

攻めである清竹は、初彼女を烏堂に奪われたことがあって、8年ぶりに合コンで再会というところから話が始まります。

合コンで酔っ払った清竹と勝手に烏堂がやっちゃうんですが、どうやら後ろは初めてだったらしく、ダメージを追いながらも(笑)どうしても清竹としたくて致しちゃうわけです。
清竹が意識不明なくらい酔っ払ちゃうからこその選択なわけですが、どんだけ病んでんだよっていう話ですね。

しかし、清竹はめっちゃピュアで、それも夢だったと思い、
「俺、たまってんのかな」
などと宣うわけです。いや、あなた貞操奪われてるからね!w

前作の二人もなかなかいい絡みします

二人の間には中学からのイメージで、烏堂が大きくて清竹が小さいという固定概念があって、なかなか素直になれないんですね。
そこを前作のなんでも思ったら言っちゃうよーの三木くんが「今は、そっちの人(清竹)の方がデカイのに」って教えてくれるわけです。グッジョブ!だよ三木くん。

そんなことを経て、なんとか清竹に8年分の思いが伝わって恋人同士になった!よかったね!と思ったら烏堂はマジめんどいやつだったwww

なかなか無いめんどくささですよ、烏堂くん

烏堂との交際を受け入れた上に、えっちーなことも試してみようとする清竹。
超いい子。
そして、その柔軟さたまりませんわ。

それなのに、

烏堂…

約束とのホテルに

別の女の子寄越すとか…

なんつうめんどくさい男なんだ!

完全な病み系とは違うけど、勝手に病んでる、めんどくさいやつです。
しかも、そのイライラを三木くんにぶつけるもんだから…読んでてめちゃイライラしゃちゃったぜ!

清竹が言ったセリフに思わずうなずいてしまったよ…。

「お前は本当に身勝手だ。
自分の気持ちばかりで俺を見ようとしない。
ほんと ついていけねえ」

ええ、本当その通りです。

清竹の天使力ぱないっす

そんなことを言ってるけど、清竹はそんなめんどくさい烏堂を受け入れるわけです。

清竹、女と付き合っても地雷系の女子ときっと付き合う、BBAはそう思いました。

清竹が無事烏堂に欲情するときに「勃ってるよぉ〜〜〜」って喜ぶ烏堂は必見です(笑)

しかし、この二人180センチ同士なんっすよ。めっちゃデカいよねwとリアルに想像するのもまた楽しみです。

おまけもまたよし

誤算のハートの烏堂(弟)×三木のお話とその後の清竹×烏堂(兄)の話も入ってます。
烏堂(弟)×三木の話には若干物足りなさも感じたりしますが、烏堂(兄)を謝らせる清竹が見れて眼福です。

清竹の天使力!!ほんまやばい。

いつもの女の子論評

毎回女の子どうだった論じてるんですが(笑)今回の当て馬女子は、合コンで出会った清竹を狙ってる子でした。
で、なんか私の偏見かもしれないんですが緒川千世先生の漫画の女の子は性格良い子が出てきたためしがないのであります…。

今回の子も途中まで良かったのだけど、清竹の悪口を言われて、烏堂が喧嘩になるわけです。
で、ケンカ後に原因を清竹に話すとき、

「あたしも嫌だったから、烏堂くんが怒ってくれてスッキリした」

とか言っててねー。いやもうそれないわー。と思いました。

今のところ2015年のBL漫画にでてくる女キャラNo1は「エスケープ・ジャーニー」のふみちゃんですな。

ちなみにワーストは「テンカウント」のお父さんのJKな彼女(名前ど忘れ)です。

関連作品

誤算のハート

誤算のハート

誤算のハート

[著]緒川千世