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腐女子主婦の読書キロク

30代主婦で腐女子が読んだ漫画やら小説やらをを淡々とキロクしていきます

【BL感想】過剰妄想少年 ぴい 字面のヘンタイ設定を超えるのは攻の執着。

あらすじ

イケイケ男子×妄想癖ボッチの恥ずかしい学校生活が始まる!――大野(おおの)くんの特技は“ノット・ハンド・自慰行為”! 自身の妄想によって、触らずとも射精までできるという離れ業で、一人充実したスクールライフを過ごしていた。そこに、クラスの人気者、暮島(くれしま)が急接近してきて──? 周りの女子も巻き込んで欲望と策謀が駆け抜ける、青春。

2014年の作品ですが…

発表は2014年だったので、感想を書くか迷っていたのですが、「過剰妄想少年2」の連載が終了して、2016年にコミックス化しそうなので、先に感想書いておこうと思います。

なんといっても妄想だけでいける大野くん(受)

大野くんは別にゲイというわけではなく、しょっぱなは女の子大好き。
というか、目につく女の人ほとんどがオカズなんじゃない?っていうくらい、妄想しまくります。
特に英語の沼井先生の時は、ほとんど妄想でイッてしまって、パンツはいつも替えを準備してくるという…まぁつまりヘンタイさんです。

それにお隣の席に座る暮島くん(攻め)が気がついて近づいたことによって、物語が始まり出します。

いやしかしながら、妄想だけでイケるという過剰妄想具合がこの物語のキモなのですが、大野くんの妄想すごいよね。

味とかも妄想できるからね。

なんとかこの過剰妄想を仕事にできないのか?とおねいさんは考えたほどでした。

意外と執着系?攻めの暮島くん

このBLは、受けの設定が相当ヘンタイなんですが、実はその受けの字面の恐ろしさを超えてるのは、攻めの暮島くん。

暮島くんは最初、興味本位で大野くんに近づいて、脅したりするの?なんなの?と受と一緒になって読んでいる側も不審に思うのだけど、いやいや、なかなかの執着系だと分かってきて、これに気がついた時、もう心臓バックバクですよ。

なにそれ、もーーー!

1周読み終わって、もう1周行くと分かるんですが、暮島くんが大野くんに近づいたのって、大野くんが佐々木さんというズリネタじゃなくて女の子として意識してる子とちょっと距離が近づき始めたタイミングなんですよね。

そして、そこから佐々木さんとの恋愛の進展のタイミングには、全て絡んで、強引に自分を意識させて、最後かっさらう!

佐々木さん超可哀想。

だけど、佐々木さんへの恋ゴコロを自分への依存心で上書きさせるという、恋愛上級者でしかできないとことをやってのける暮島くん…マジパない。

気がついたら、大野くんは暮島くんに言われた時しか、妄想してないことに気がついてしまうわけです。

大野くんは、鈍感さんなので、最後まで誘導されていたことに気がつかなくて愛情的に自分>暮島くんと思ってるんですが、

ゼッタイこれ、

暮島くん>大野くん

だろうなぁ。

だって、妄想の自分に嫉妬するくらいだからね。

きっとその辺りの執着行方が2巻で描かれているに違いないと思う。

当て馬女の子検定

この物語では、BLが当たり前の世界感ではないので(そういうの大好きです)、当て馬は女の子でどちらもかわいいから大好きです。

一人は暮島くんが付き合ってるふりするのに使われてしまった三根ちゃん。

積極的な上に、二人が付き合ったら速攻分かる勘の良さ…。
将来的にスナックのママやりながらくだを巻いてそうなのがいい。
そして、二人の関係バラさないとか…ええこやで。

もう一人は、実質的に大野くんと両想いだった佐々木さん。
もっさい大野くんが実はかっこいいとか、字がキレイとかいいところだけ見てる。
攻の暮島くんがでてこなきゃ、大野くんとほんわかふんわりカップルになれていたに違いない。
BがLしなきゃいけないコミックで、佐々木さんとくっついたほんわかカップルもそれはそれで見たかったと思わせるほど、可愛らしく性格いい当て馬も珍しいです。

でも大野くんも佐々木さんもめっちゃ鈍感なので、この二人暮島くんが動かなかったら接近しなかったろうなぁ。

そういう意味で暮島くんも計算違いだったんじゃないかなーなんてニラニラしちゃいます。(´∀`*)ウフフ

最後のおまけ四コマでも三根ちゃんと佐々木さんはでてくるんだけど、良い絡みしてます。

暮島くんの執着は佐々木さんナシでは語れないんですが、「過剰妄想少年2」ではどんな感じになるのかなー。楽しみ!